アーツ&インベストメント・スタディーズ〜国際分散投資の研究と実践(別科) > Book Review(投資編)
【お知らせ】このブログは「The Arts and Investment Studies」のサテライト版へと生まれ変わりました。メインブログの更新状況は「新着情報」をご確認ください。このブログはサテライト版としてメインブログとは切り口を変えた記事を掲載します。引き続き当ブログも御愛顧いただければ幸いです。 (2015年9月19日)
新着情報
2015年09月13日

『インデックス・ファンドの時代』−いま読まれるべきは「第4部 ファンドの運用について」だ

バンガードの創設者であるジョン・C.ボーグルの著書、インデックス・ファンドの時代―アメリカにおける資産運用の新潮流といえば、インデックス投資に関する基本文献のひとつです。翻訳版で450ページを超える大部なものですが、とにかくこれでもかというくらいインデックスファンドの優位性を論証していく迫力のある本でした。とくにミーチュアルファンド(投資信託)のコストがリターンに及ぼす影響について徹底した記述を行っていることで有名です。ただ最近、部分的に読み直していて、ちょっと別の感想を持ちました。それは「第4部 ファンドの運用について」の部分です。いま読まれるべきは、この部分ではないでしょうか。



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2015年07月20日

『No.1アナリストがいつも使っている投資指標の本当の見方』−一般庶民の個人投資家は、このレベルの知識があれば十分だ

主観を排して定期的に一定額を投資する積立投資と異なり、個別株投資はある程度のタイミングを計る必要があります。基本は「安ければ買う」ということになるのですが、問題はその銘柄の株価が安いかどうか。普通の一般庶民にとって、この見極めが非常に難しいのです。しかし、投資指標に対する最低限の知識があれば、ある程度は株価が割高なのか割安なのかの目星はつけることができます。そうした投資指標について基本的な知識を得たり、確認するのに最近出た吉野貴晶氏のNo.1アナリストがいつも使っている投資指標の本当の見方は簡便で便利な本です。厳密な数学的論証がないという不満を指摘する人もいますが、私のような一般庶民の個人投資家なら、このレベルの知識で十分だと思います。



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2015年06月28日

『預金バカ』‐興味深いセゾン投信誕生物語と澤上さんの偉大さ

先日、草食投資隊セミナーin奈良でセゾン投信の中野晴啓社長の預金バカ 賢い人は銀行預金をやめている (講談社+α新書)をいただいたので、あらためて読み直してみました(タイトルは、それこそ馬鹿っぽいですが、中野社長に直接お聞きしたところ、これは出版社サイドが主導して決めたのだとか)。中野流“投資のススメ”といった内容ですが、それよりもセゾン投信誕生物語として楽しく読むことができます。



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2015年06月14日

『全面改訂 ほったらかし投資術』‐“これなら自分でもできる”と勇気づけてくれる貴重な1冊

山崎元氏と水瀬ケンイチ氏の全面改訂 ほったらかし投資術 (朝日新書)が刊行されました。さっそく一読。旧版同様に“これなら自分でも投資ができる”と勇気づけてくれる貴重な1冊です。旧版と比較すると内容がやや丁寧・平易になり、より初心者でもとっつきやすい記述が増えているのも特徴でしょう。また、債券投資についての考え方やインデックス投資における出口戦略などかゆいところに手が届く内容は、実際にインデックス投資を行っている著者ならではだといえます。



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2015年06月12日

市場が好調なときこそ投資戦略の足元をガッチリと固めよう‐『投資戦略の発想法』再読

日経平均株価が2万円台をキープし、あいかわらず下値がしっかりした展開が続いています。投信協会の発表によると5月の公募投信純資産総額も100兆円の大台に乗ったそうです。

公募投信の純資産総額、100兆円を突破―5月の投信協会概況(モーニングスター)

こうなるとこれまで投資に関心のなかった人も、いよいよ波に乗り遅れまいと動き出すもの。実際に私も同僚などから「投資を始めようと思っているのだけれども、どこの証券会社がいいかな?」といった質問を受けるようになりました。投資をスタートさせるにあたって、まず金融機関の選択から入るあたりに、すでに大きな間違いがあるのですから、危なっかしくて見ていられません。私は基本的に他人に投資を薦めたりはしないようにしているのですが、どうしても投資を始めるなら足元をガッチリと固めた投資戦略を持つことが絶対に必要だということは指摘してあげます。そういった投資戦略の指南書として、いまなお価値を失わない1冊として薦めるのが木村剛氏の投資戦略の発想法です。


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